4月24日 お遍路6回目
スマホは復活したがバイクが動かない。エンジンがかからない。セルは回ってる。エンジンスタートボタンを押すと「キュルキュルキュル~」となる。ホラー映画でゾンビから逃げるときにエンジンがかからないっていうあの状態。セルは回ってるからバッテリーはある。というか2019お遍路行く前にバイクこかしてエンジンがかからない状態は経験済み。その時は新しいバッテリーを購入しエンジンかかった。(全部ひとりでやったよ!)だからバッテリーは新品。なのにかからない。
ホテルの前で押し掛けやってみたりしたがかからない。20分ほどだろうか初老の方が話しかけてきた。「ずっと見てたけどダメやね。バイク屋さんに行ったほうがいい。近いところにもあるし(これが安田さん)ちょっと離れるけど電話すれば来てくれるよ」アドバイスに従うしかなかった。
モペットハウス 安田
素晴らしいバイク屋さんです。
電話する
「すいません、バイクのエンジンがかからなくて、セルは回ってるんですが」
「かからない?バッテリーじゃないの?」
「セルはキュルキュルってなるので、、、バッテリーかもしれないですけど・・・??」
「見てみなきゃわかんないけど今どこにいるの?」
「ビジホ上村さんです」
「近いな、まぁとりあえず持ってきな」
到着
「先ほど電話したスワーヴです。」
「ホーネットか バッテリー交換したのいつ?」
「今年の2月です。だからバッテリーは新品のはずですが・・」
「不良品ってこともある。今までちゃんとかかってたん?」
「はい」 (不良品ならいままでもかかってないはずじゃん!と思っていた)
「電気系統かプラグかバッテリーか」「とりあえずバッテリー交換してみようか」
(うわー金かかる! でもかからないことには始まらない。)
「わ、わかりまひた。お願いします」
「あいよ」 ホーネットにあったバッテリーを出してくれて(バッテリーにも色々種類がある)交換する
すると
エンジン起動
???バッテリーだったのか??!! 確かにエンジンかかっている!いつもの音だ。
「2月に買ったときいくらやった?」
「アマゾンでYUASAの買ったので信用してました(YUASAは台湾メーカー バッテリーの有名企業) 5400円でした」
「5000円じゃうちも売れない」
「1万円で」
「ふふ 荷物取り付けな」
「ありがとうございます!!」
これは破格です。私の体験談ですがバイク1年乗らなかった時期があります。ただ駐輪場に止めているだけ。1年ぶりに乗ろうしたら当然エンジンがかからない。バッテリーが上がってる。当時(2011年ごろ)から個人ブログ(バイク用)があったかもしれないが詳しく手順を載せているのはなかった。2019年自分でバッテリー交換した時は複数のブログで「ホーネット バッテリー交換」の手順をのせていた。だから自分でできた。今ではYouTubeでもある。知識社会が崩壊したのか。プロにしてもらわなきゃだめだと思っていたことが調べれば自分でできる社会になった。限度があるけど。
ともあれその時はバッテリー交換「31500円」也! 消費税5パー時代だったんだと思い出す。
バッテリー代5000円 工賃25000円 計30000円に消費税だったのだ。知らないといくらでもぼられる。自分で交換した時は正味1時間もかかってない。こんな簡単な作業なのに知識がないと「3万か しゃーない」となった。
1万円
これは私が自分でバッテリー交換経験があることかつお遍路中であることを加味してくれたんだと思う。
練馬ナンバーだから「東京からきたの?去年姪っ子の結婚式で東京行ったよ」とか
お遍路中であることは話していたのであまり強く言えなかったのかもしれない。
感謝
本来なら3万は取れるところを1万で抑えてくれた。これが2020年お遍路逆打ち編でも「あそこに行こう!感謝の意を伝えて他のバイク屋さんに出さずに安田さんに出そう」と思った経緯です。
今日はここまで 最後までご精読ありがとうございました。