2019年8月8日 北海道ツーリングレポ12日目
9:00網走監獄着











懲罰房 周囲は木でおおい、その中を闇堂といい、房は外から光が入らないように作られ「闇室」と呼ばれていました。
獄内規則を犯した受刑者が7昼夜重湯(おもゆ:伝統的な流動食の一種で、多量の水分を加えてよく煮た薄い粥の上澄み液のこと)のみが与えられ入居させられました。




独居房 窓のない真っ暗闇での生活は受刑者を恐れさせました。



教誨堂 僧侶や牧師さんが受刑者に人の道を説き、更生へと導くように尽くした場所でもある。
建築にあたり、受刑者は精魂こめて作ったと語り継がれている。





浴場
大勢が寝食を共にする刑務所では、皮膚病などが流行しやすく、そうした衛生面からも浴場は欠かせない施設であった。受刑者にとって入浴は楽しいひと時でした
明治45年にコンクリートの浴槽にボイラーで湯をわかす近代的な浴槽を作りました。
作業場ごとに15人ずつが、看守の号令のもと、脱衣に3分、第1槽入浴3分、洗身3分、あがり湯の第2槽入浴3分、着衣に3分というように、脱衣から着衣まで15分間で効率よく入浴しましたが、1日に入浴できる人数は200人程度でした。





裏門 水門


裁判所












休泊所 別名「動く監獄」
受刑者が堀の外に出て、日帰りできない作業をする場合は「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりしました。明治24年の網走から札幌へと続く中央道路開削工事では延べ1200人の受刑者が投入され、工事の進行にともない、休泊所を解体しては移動していきました。別名「動く監獄」 後の飯場(たこ部屋)はこれを模したといわれています。




味噌醤油蔵 五十石という樽で約9,000リットル(1升ビン約5,000本)もの醤油が入る巨大なものです。





耕耘庫 収穫した農作物をいれておく小屋
漬物庫 冬の間 野菜が不足するため越冬用として漬物を作成








手錠足かせ

外での労務













防声具 鎮静衣 両手片足錠



牢屋















白鳥由栄 脱獄王
青森 秋田 網走 札幌 4回脱獄した猛者です。後のどんな小説家もエピソードを盛れなかったというある意味完璧な脱獄王です。 僕自身興味をそそられて、4つの刑務所すべて行ってきました。 更生施設なので写真は門だけです。後で白鳥の概要を僕なりにまとめたいと思います。
青森刑務所

秋田刑務所

網走監獄

札幌刑務所

白鳥がひきちぎった手錠


脱獄した独房







監獄飯

網走監獄 楽しかったです。
寒い北海道で道路建設のための削岩 伐採 さぞや大変だったでしょう。受刑者とはいえ同情してしまいました。皆さんもぜひ行ってみてください。
本日はここまで。最後までご精読ありがとうございました。